【元に戻った……?】
- ツツジ
-
……
- リハルト
-
ツツジ…
- キィリ
-
つーちゃん!!
- GM
-
ツツジはぼうっとした表情で皆の顔を見つめています
- ナナ
-
ばつが悪そうに下むいてます。リハさんの上で。
- アティカ
-
あれ……ツツジさん? 大丈夫ですか?
と目の前で手をひらひらします
- ツツジ
-
にゃー……
- リハルト
-
あ…あれ…?
- アティカ
-
!? えっ
- キィリ
-
ダイジョウブ!? 怪我してない? ヘンなことされてない!?
- GM
-
ツツジはアティカの手のひらにじゃれ付いています
- リハルト
-
もとに戻ったのは…姿だけ…?
- アティカ
-
えっ えーっと……? とおそるおろる頭を撫でます
- ツツジ
-
ごろごろ
- ツツジの父
-
うーむ……これは……
- アティカ
-
だ、大丈夫じゃないですよねこれ……
- キィリ
-
どうなってるのヤマユリさん!!!
- GM
-
キィリはヤマユリを見ると
ヤマユリは額に汗を浮かべてしゃがみ込んでいます
先ほどの詠唱でかなり消耗しているようです
- アティカ
-
あ、耳の毛並みが一緒だ……(なでなで
- ヤマユリ
-
はぁ……はぁ……
- ツツジ
-
ごろにゃー(口で言っている)
- ツツジの父
-
術は解けているとは思うのだがな……
- アティカ
-
時間が経てば元通りになるんでしょうか……
- ツツジの父
-
おそらく……
- アティカ
-
(この姿でもあごは気持ちいいのかな……?)とツツジのあごを撫でてみます
- キィリ
-
アーちゃんストーップ!!
- ツツジ
-
ぐるぐる
スリスリ
- GM
-
間に割って入ったキィリの頬にスリスリしています
- キィリ
-
!!!?!?
- リハルト
-
ど、どうしたらいいんだこれ…
- アティカ
-
どうしましょう……
- キィリ
-
どうしよう…(なでなで)
- GM
-
キィリに一通り撫でられたあと、ふいとリハルトの方へ向かいます
- リハルト
-
ん…
- キィリ
-
あっ
- GM
-
が、通り過ぎてナナの方へ向かっていきます
- ナナ
-
……?
- リハルト
-
えっ
- GM
-
そしてナナの前で立ち止まると
ナナの頭を撫でてきます
- ナナ
-
……
- リハルト
-
(てっきりスリスリするのかと思ってたが…)
- ツツジ
-
にゃにゃ
- ツツジの父
-
うーん、やはり完全に猫のままという訳でもなさそうだな……
- ナナ
-
ししょー!
- ツツジ
-
にゃにゃー!
- リハルト
-
はっはっはよかったなあナナ!
- ナナ
-
といってツツジさんの頭に乗っかります。
- アティカ
-
もしかしてナナさんとじゃれてれば元に戻るのでは……?
- ツツジ
-
う゛ーとナナの重さに顔をしかめています
- ツツジの父
-
まあこのぶんなら徐々には戻っていくだろう
- ナナ
-
がっちり顔にしがみついてます
- アティカ
-
徐々にですか……それで大丈夫なのかな……と心配そうにナナとツツジを見ています
- ツツジ
-
にゃにゃ……おもにゃ
- ツツジの父
-
まあ戻ったときに本人がどこまで覚えているかわからんが
- ナナ
-
もどったー、ししょうがもどったー
泣き笑いしながら顔をがっちりとホールド
- ツツジ
-
もごもご
- キィリ
-
う、うーん、まだちょっと心配だけど…
- ツツジの父
-
とりあえずは成功だ、ヤマユリようやった
- ヤマユリ
-
……
- アティカ
-
(今ならしっぽ触ってもセーフかな……)
- ツツジ
-
!
- GM
-
ツツジはヤマユリという言葉に反応し、
ふらりとヤマユリの方へと向かっていきます
- ヤマユリ
-
……!
- GM
-
ヤマユリは驚いた顔でそれを見ています
ナナも否応なく連行されます
そしてヤマユリの前で2人は立ち止まります
- キィリ
-
固唾をのんで見守るキィリ
- リハルト
-
見ています
- アティカ
-
見守ってます
- ヤマユリ
-
……
- GM
-
そしてツツジは唐突にヤマユリの頬を叩きます
- アティカ
-
!!!!!!
- キィリ
-
!
- GM
-
ぱしんっと乾いた音が部屋に響き渡ります
- リハルト
-
ん…
- ヤマユリ
-
……
- アティカ
-
(戻ったのか……?)
- GM
-
ヤマユリはそれを避けようともせずにただ立ちすくんでいます
- ヤマユリ
-
七……
- ナナ
-
し、ししょー…?(降ります)
- ツツジの父
-
……
- キィリ
-
つーちゃん…?
- ツツジ
-
に゛ゃ……に゛ぁ!
あにぇしゃまにょ……う゛ぁか!!
- リハルト
-
ツツジ…
- ヤマユリ
-
七……ごめんね……
- ツツジ
-
う゛ぁか!みんにゃにあやまりぇ!
- ヤマユリ
-
……
- GM
-
ツツジの言葉を聞いてヤマユリは皆の方に向き直ると
今度は深々と頭を下げて謝罪します
- ヤマユリ
-
ごめんなさい……
- リハルト
-
ま、まあ…もう…いいかなー…
- キィリ
-
つーちゃんも元に戻りそうだし…
- アティカ
-
……ツツジさんが戻ったなら僕はそれでいいので
- キィリ
-
あっ反省はしっかりして下さいね!!
- ツツジ
-
う゛ー、よくにゃいのにぇす!
- ナナ
-
ぼくは あなたをゆるせません。でもししょうがすきなきもちはわかるから。
- リハルト
-
ナナ……
- ヤマユリ
-
……
- ナナ
-
ししょうがすきなあなたを すきになるどりょくをします。
- ヤマユリ
-
私は……
- GM
-
ヤマユリは非常に沈痛な面持ちでたたずんでいます
- ツツジ
-
あにぇさま
- GM
-
ツツジは叩いたヤマユリの頬を撫でると
- ツツジ
-
たたいてごめんにゃさいです
と言ってぺこりと頭を下げます
- ヤマユリ
-
………
ごめんね七、ごめんなさい……ごめん……ごめんね……
- GM
-
ヤマユリは突然タガが外れたように涙を流し始めます
そして崩れ落ちるようにと地面に座り込みます
- ツツジの父
-
……
- アティカ
-
……僕、外で待ってますね とそっと庭にでます
- リハルト
-
ついていきます
- キィリ
-
(逃げたー!?)
じゃあわたしも…
- リハルト
-
ほら、おいでナナ
とナナを呼びます
- キィリ
-
つーちゃんまたあとでね
- ナナ
-
後ろを振り返り振り返りでていきます。
- GM
-
では皆さん外へと出て行きます
そしてしばらく外で待っていると
ツツジの父が皆を呼びに来ます
- ツツジの父
-
いやぁ皆、すまないね 気を使わせてしまったようだ
- アティカ
-
いえいえ家族水入らず邪魔しちゃいけないと思ったので
- ツツジの父
-
とりあえずはヤマユリも落ち着いたようだ
- アティカ
-
それでツツジさんは……?
- キィリ
-
ツツジさんも元戻りましたか?
- ツツジの父
-
大丈夫だよ、ちょっと口調はおかしいがほとんど正気のようだ
どうも記憶はまばらのようだがね……
- アティカ
-
まあ記憶がない方がいいこともあるかもしれませんし……
- キィリ
-
(一応自覚はあった!?)
- ツツジの父
-
そうだな、しかし姉が皆に許せぬことをしたという認識はあるようだ
あの調子なら明日にはほとんどよくなっていると思う
皆には申し訳ないが……もう一日だけ里に滞在しては貰えぬだろうか?
- アティカ
-
構いませんよ~ 里のご飯美味しいですからね
- キィリ
-
つーちゃん置いてく訳にもいかないし…
- リハルト
-
うんうん、とうなずいています
- ツツジの父
-
すまないな……かわりといってはなんだが精一杯もてなそう
- GM
-
そして皆さんは部屋に案内され、もう一日だけ里に滞在することになりました
- アティカ
-
うーんともてなされ続けるのもなんなので
里の人の畑でも手伝ってきますとアティカは一日畑仕事してました
- リハルト
-
アティカ…なんで畑耕してるんだろう…そしてすごい手慣れてる…
- アティカ
-
ほいさっほいさっ(やっぱ体動かしてるほうが気が紛れていいなー)
- ナナ
-
ぼくもすこし、そといってくるね。
と外でなんかしてました
- キィリ
-
みんなアウトドア派だなあ…
- GM
-
では皆さんは思い思いのことをして里で時間を過ごしました。
- リハルト
-
リハルトは里の中の西方にない植物を見たり集めたりしていました
- GM
-
夕食は豪華でキィリ殿はいける口だろう?とツツジの父がお酒も用意してくれたようです。
- キィリ
-
やっちゃあ!
東方ではライスからお酒を造ると聞いてるんですけど!?
- アティカ
-
僕おなかぺこぺこです~
- リハルト
-
いやー…収穫が多すぎて足らないよあっはっは!
- GM
-
おっよく知っているな!とキィリとツツジの父はお酒の話で盛り上がり
皆おいしい夕食に舌鼓を打って、いままでのことが嘘のように穏やかな時間を過ごしたあと床につきます。
- アティカ
-
(ツツジちゃんはこの場にはいない?)
- GM
-
ツツジは今日だけは別室で休まされたようです
- キィリ
-
(つーちゃんダイジョウブかな…)
- アティカ
-
(大丈夫だといいんですけど……)
- GM
-
皆、やっと訪れた平穏とツツジの行く末の不安とでないまぜになった複雑な気持ちを抱えながら眠りにつきます……
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GM
【次回予告】
人の姿に戻ったツツジ、
ヤマユリの想い……
次回最終回「花の行方」
こうご期待!